1976年9月に県内を襲った「9・12豪雨災害」では、岐阜市内でも甚大な被害を受けた。河川の決壊や越水などが各所で発生し、床上・床下浸水などの被害が広範囲に渡った。未曽有の災害の中、市内では水防団員や地域住民が被害をできる限り食い止めようと協力する姿があった。
【9・12豪雨50年関連2、20面に】
2カ月後に控えた結婚式の準備のため、岐阜市常磐水防団第三分団の団員だった当時26歳の戸本敏夫さんは、羽島市内の妻の実家にいた。降り続く雨が激しさを増し、水防団員の詰め所に集合するよう連絡を受け、長良川堤防を北上して自宅がある岐阜市椿洞へと急いだ。...













