世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ(27日・トヨタアリーナ東京)の挑戦者で元人気キックボクサーの那須川天心(帝拳)が14日、東京都内で練習を公開した。昨年11月の王座決定戦で判定負けした王者井上拓真(大橋)との再戦へ「人生初のリベンジ戦。誠意を持って挑む。KOしたい」と決意を示した。

 ミット打ちでは間合いを詰めながら鋭い左ストレートを繰り出した。前回対戦は相手の接近戦を攻略できず完敗。雪辱を果たすために打ち合いも磨いてきた。「毎日いろんな葛藤があった。逃げない、立ち向かうという進化や成長を発揮する試合になる。答え合わせの日が迫っている」と心境を語った。

 再び敗れれば、今後のキャリアにも重くのしかかる。28歳の那須川は自身を不利とみる予想を踏まえ「崖っぷちでピンチの状況だけど、だからこそひっくり返した時に面白い」とまなざしは鋭かった。