ペルーのケイコ・フジモリ大統領=8月、リマ(ロイター=共同)

 【サンパウロ共同】南米ペルー上院は16日、国連総会に出席するフジモリ大統領の米国訪問を承認した。7月の大統領就任後、初の外遊で21〜25日にニューヨークを訪れる。地元メディアによると22日に国連総会一般討論で演説するほか、トランプ米大統領主催の夕食会出席、国連のグテレス事務総長との会談、ニューヨーク証券取引所訪問などが予定されている。

 フジモリ氏は今回の訪米を皮切りに外交を活発化させる構え。11日放送の地元ラジオ局の番組で、11月に中国で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席した後、日本を訪問する意向を表明した。

 フジモリ氏は番組で「1990年代に日本が学校建設などでペルーを支援してくれたことを思い出してください」と述べ、日本と密接な関係を築いた父の故アルベルト・フジモリ元大統領の功績を強調。日本訪問で「ペルーへの投資を呼びかけ、日本国民にペルーを支援してもらえるよう求めていきたい」と語った。

 ペルーでは大統領の外国訪問には上院の承認が必要。フジモリ氏は今後、中国と日本訪問についても上院に承認を求める見込み。