出産した2人の乳児の遺体を遺棄したとして、死体遺棄の罪に問われた元風俗店従業員の山地里美被告(35)に大阪地裁は17日、拘禁刑2年6月、執行猶予3年(求刑拘禁刑2年6月)の判決を言い渡した。

 辛島明裁判官は判決理由で「2回望まぬ妊娠をして遺棄を繰り返した。遺体が傷んでいくのに任せて放置した」と非難。乳児の死亡後に公的機関に連絡もできたとし「犯行を重ねた経緯に酌むべき理由はない」とした。

 判決によると、被告は2022〜23年ごろに出産した乳児の遺体を大阪市西成区の自宅に放置。その後転居した自宅や風俗店事務所に今年5月まで遺棄した。また、今年1月に出産した乳児の遺体も同様に大阪市北区の自宅に放置、遺棄した。