17日、記者会見する高市首相=首相官邸

 第2次高市改造内閣が18日、発足から一夜明けて本格始動した。午後の閣議で副大臣・政務官人事を決定。宮中での副大臣認証式は同日夕に行う見通しだ。改造内閣の体制を固め、飲食料品の消費税減税関連法案の成立を目指す臨時国会への準備や安全保障関連3文書改定など、政策実現に向けた取り組みを進める。

 新旧閣僚は順次、事務引き継ぎを実施。自民党派閥裏金事件で処分を受けた議員として初めて入閣した旧安倍派の簗和生農相と関芳弘文部科学相も、それぞれ前任者と意見を交わす。

 臨時国会は10月5日に召集される予定。参院で少数与党の状況が続く中、与野党対決が予想される減税関連法案の成立が内閣にとって最重要課題となる。年内に行う安保3文書改定では、防衛力強化の具体像や防衛費増額の是非などが論点。2027年度予算案の編成も進め、年末に閣議決定する。

 高市早苗首相は17日の記者会見で、改造内閣を「決断と挑戦、実行の内閣」と名付け、「責任ある積極財政」を大方針として強い経済の実現に向けて政策を加速させると強調した。