【カイロ共同】米ブルームバーグ通信は18日、サウジ国有石油会社サウジアラムコが、欧州の製油事業者少なくとも2社に対し、10月分の石油供給ができないと通知したと報じた。欧州の全購入者に同様の対応を取るとしている。関係者の話として伝えた。イランがホルムズ海峡を事実上封鎖し続けているほか、サウジの東西を結ぶパイプラインが攻撃を受け稼働を停止しており、輸送が滞っているとみられる。
世界有数の産油国であるサウジからの欧州向け輸出が停止すれば、石油価格のさらなる上昇を招く恐れがある。日本向けの供給にも影響が出る可能性がある。
ブルームバーグによると、サウジアラムコはパイプラインについて、数日以内に輸送能力の半分程度で稼働を再開し、6週間以内に完全再開することを目指している。
またサウジアラムコはアジア向けの石油について、ホルムズ海峡の「すぐ外側」で受け渡す分として数千万バレルを販売。ただホルムズ海峡をサウジ産の石油を積んだ船が安全に通行できるかどうか不透明だ。






