【ニューヨーク、北京共同】生成人工知能(AI)を使い分けられる開発者向けのサービスで、直近1カ月の利用量上位10モデルのうち、8モデルを中国企業製が占めたことが19日分かった。上位20モデルを米中が独占し、中国製の利用量は計約75%に達した。サービスを提供する米大手オープンルーターがデータを公表した。

 複数のAIを使いこなす開発者など専門家の間で安価な中国製の利用が急増し、米国製を圧倒していることが浮き彫りとなった。24日に控える米中首脳会談では、制御不能のリスクが指摘される先端AIの安全対策などが議題に上る見通し。中国側は性能面でも米国を猛追しており、熾烈な競争意識が両国の議論に影響を与える可能性がある。

 オープンルーターが随時更新する公表データによると、9月16日までの月次データ処理量(利用量)で、上位10モデルのうち八つはDeepSeek(ディープシーク)や騰訊控股(テンセント)、小米科技(シャオミ)など中国企業が開発したモデルが占めた。