舞台あいさつに登壇し、記念撮影に応じる松たか子さん(左)と深田晃司監督=19日午後、岡山県奈義町

 今年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された深田晃司監督の「ナギダイアリー」の先行上映会が19日、ロケ地の岡山県奈義町で開かれ、舞台あいさつした主演の松たか子さんは「全国に先駆けて、奈義の皆さんに見ていただけて幸せです」と語った。

 深田監督が、所属する劇団「青年団」主宰平田オリザさんの代表作「東京ノート」に着想を得て、約10年前から町の人々と交流を重ねながら脚本を執筆。松さんと共にあいさつした深田監督は「10年間の成果をお届けできてうれしい」と感謝を述べた。

 「ナギダイアリー」は奈義町をモデルにした自然豊かな町「ナギ」で、登場人物が心に抱える喪失や孤独、葛藤を穏やかな会話劇で描き出した作品。