全般気象解説情報(台風第25号)(第11報)

 

 2026年9月21日5時11分

 

 気象庁発表

 

 東日本から東北地方の太平洋側では、22日にかけて土砂災害に厳重に警戒し、21日は低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。伊豆諸島では21日は、うねりを伴う高波に厳重に警戒してください。東日本太平洋側では21日は、暴風に厳重に警戒してください。関東甲信地方と東海地方では、今後線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

 

 大型で強い台風第25号は、21日4時には八丈島の南西約240キロにあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心の西側185キロ以内と東側150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。 東日本太平洋側では非常に激しい雨が降っており、19日昼からの降水量が300ミリを超える大雨となっている所があります。また、海上では非常に強い風が吹いて大しけとなっている所があります。 台風第25号は、21日昼過ぎから夜遅くにかけて、関東甲信地方にかなり接近する見込みです。台風周辺から流れ込む下層暖湿気の影響で、引き続き大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

 

 [雨の予想]

 東日本から東北地方の太平洋側では、雷を伴って非常に激しい雨や激しい雨が断続的に降り、台風本体が接近する21日昼過ぎからは猛烈な雨の降る所があるでしょう。既に大雨となっている所もあり、今後も総降水量は多くなるでしょう。

 21日6時から22日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、

 東北地方 200ミリ

 関東地方 300ミリ

 伊豆諸島 300ミリ

 東海地方 350ミリ

 線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

 [風の予想]

 台風の接近に伴い、東日本太平洋側では、猛烈な風が吹く所があるでしょう。

 21日に予想される最大風速(最大瞬間風速)

 東北地方 20メートル(30メートル)

 関東地方 30メートル(45メートル)

 伊豆諸島 35メートル(50メートル)

 東海地方 30メートル(45メートル)

 22日に予想される最大風速(最大瞬間風速)

 東北地方 20メートル(30メートル)

 関東地方 25メートル(35メートル)

 [波の予想]

 台風の影響で、東日本から東北地方の太平洋側では、うねりを伴って波が高くなり、大しけや猛烈なしけとなる所があるでしょう。

 21日に予想される波の高さ

 東北地方 6メートル うねりを伴う

 関東地方 8メートル うねりを伴う

 伊豆諸島 9メートル うねりを伴う

 東海地方 7メートル うねりを伴う

 22日に予想される波の高さ

 東北地方 6メートル うねりを伴う

 関東地方 7メートル うねりを伴う

 伊豆諸島 6メートル うねりを伴う

 東海地方 5メートル うねりを伴う

 [防災事項]

 東日本から東北地方の太平洋側では22日にかけて、土砂災害に厳重に警戒し、21日は低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、22日にかけて、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。 東日本太平洋側では21日は、暴風に厳重に警戒してください。伊豆諸島では21日は、うねりを伴う高波に厳重に警戒してください。東日本から東北地方の太平洋側では22日にかけて、暴風やうねりを伴う高波に警戒してください。 伊豆諸島では、一部の電柱が倒壊したり、建物の一部が広範囲に飛散するおそれもある猛烈な風が吹く所がある見込みです。不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。 台風の進路等によっては、警報級の大雨や暴風となる範囲が広がる可能性があります。

 [補足事項]

 今後発表する防災気象情報に留意してください。 次の「全般気象解説情報(台風第25号)」は、21日11時頃に発表する予定です。