【ワシントン共同】ロイター通信は21日、米国がデンマーク自治領グリーンランド南部と東部の計2カ所に米軍拠点を設置することを計画していると報じた。米国とデンマーク、グリーンランドが22日にニューヨークで署名する予定の安全保障に関する協定に盛り込まれる見通しだとしている。関係者の話として伝えた。
米国は現在グリーンランド北西部にビドフィク宇宙軍基地を置いており、ミサイル防衛の要となっている。実際に設置されれば計3カ所となる。
ロイターによると、2カ所のうち南部の拠点は、東西冷戦下の1950年代に米軍が閉鎖した基地を再開する形となる。東部では、デンマークのパトロール部隊が犬ぞりを活用している場所に拠点を開設する。
トランプ米大統領は18日、グリーンランドの安保などについて米国が「恒久的に管理」することで3者が合意したと主張。大規模な軍事拠点を整備するプロセスを早期に始めると表明していた。
グリーンランドでは近年、天然資源や新航路開発を狙う中国やロシアが存在感を高めており、トランプ政権は警戒を強めている。













