【ベルリン共同】世界最大級の鉄道技術見本市「イノトランス2026」が22日、ベルリンで開幕した。日立製作所など各国の企業が最新鋭の車両や技術を展示。人工知能(AI)や自動運転技術の搭載など鉄道の進化を発信し、商機獲得を狙う。25日まで開かれる。
日立はイタリアなどで運行されている高速鉄道車両「ETR1000」の最新モデルを展示した。センサーで車両や線路の状態を監視し、AIを活用して異常を予測する機能を搭載した。英仏海峡トンネルでの運行も計画されている。
世界最大の鉄道車両メーカー、中国中車は水素を燃料にする燃料電池システムと蓄電池を搭載した機関車を紹介。担当者は「温室効果ガスの排出を抑えられる」と、欧州などでの販売に自信を見せた。来場者は車両の外観や運転席を興味深そうに見学していた。
見本市には自動運転技術などを手がける企業も参加した。イタリアの新興企業レールエボは、専用の線路を敷いて自動運転車両を走らせる構想を紹介した。
イノトランスは2年ごとに開かれる。今年は3千社以上が出展する。







