建設現場でアスベスト(石綿)を吸い、肺がんや中皮腫などの健康被害が生じたとして、元労働者や遺族らが建材メーカー計16社に損害賠償を求めた京都第3陣訴訟の判決で、京都地裁は25日、うち5社に計約1億2896万円の支払いを命じた。被災した元労働者16人について審理され、和解が成立した1人を除く15人のうち13人の賠償請求を認めた。
菊井一夫裁判長は判決理由で、石綿関連疾患に関する医学的知見の蓄積状況などから、メーカー側は遅くとも1974年末ごろまでには、健康被害を引き起こす危険性を予見できたと指摘した。
訴訟では今年7月、原告の1人に関し、ノザワ(神戸市)が解決金を支払う内容で和解が成立していた。







