訪米に持参した横田めぐみさんの体操服を示し、報道陣の取材に応じる拉致被害者家族会代表の横田拓也さん(右から2人目)ら=25日午後、羽田空港(代表撮影)

 北朝鮮による拉致被害者の早期帰国に向けた支援を求めるため訪米していた被害者家族らが25日、帰国した。横田めぐみさん=失踪当時(13)=の弟で家族会代表の拓也さん(58)は羽田空港で報道陣の取材に応じ「家族の心の内にある苦しみに共鳴してくれ、有意義だった」と手応えを語った。

 家族会と、加藤勝信元拉致問題担当相ら超党派でつくる「拉致救出議員連盟」、支援団体「救う会」の関係者らによる訪米団は21日に出国し、米政府関係者や米議員と計13回の面会の機会を持ったという。

 拓也さんは、めぐみさんが拉致前年まで着ていた小学校の体操服などを持参し「いかに小さい子が拉致されたか、わが身に置き換えて考えてほしい」と伝え、目に涙を浮かべて話を聞いてくれた人もいたという。