在日米軍基地が集中する沖縄で米兵の関与が疑われる惨事がまた起こった。「許せない」「基地を返せ」。在沖縄の米海兵隊員が強盗殺人容疑で逮捕された4日、沖縄県民から怒りの声が上がった。
「1人の命が奪われて悲しい」。市民団体「フェミブリッジ沖縄」の島袋ひろえさんは取材に対し憤りをあらわにした。繰り返される米軍関係者による事件の根絶を目指し、上京して政府に要請行動をしてきた。「政府が動かなくてはならない。米軍にもの申してほしい」と語った。
米兵向けの飲食店が並ぶ沖縄市の「ゲート通り」。自営業の50代男性は「沖縄の問題ではない。事件が繰り返されても対策をしてこなかった政府の問題だ」ときっぱり。
第4次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団の新川秀清団長(89)は1945年に米軍が沖縄に駐留を始めてから81年間「どれだけの人が命を奪われたのか」と激怒した。自身も中学生の時に同級生が米軍車両にひかれて亡くなった。「基地の存在が事件・事故をもたらす」と嘆いた。







