7日、ギリシャの首都アテネで演説するルビオ米国務長官(AP=共同)
 ルビオ米国務長官(ゲッティ=共同)

 【ワシントン、ローマ共同】ルビオ米国務長官は7日、訪問先のギリシャの首都アテネで演説し、西側諸国が産業の海外移転や軍隊の衰退を許した結果「敵対者」が自信を深めたと危機感を示した。「西側諸国が先頭に立ち続けるか、衰退の未来を受け入れるか」の転換点に立っていると指摘。中国との競争を念頭に置き、西洋文明の再建を訴えた。

 米欧関係を巡っては、バンス米副大統領が昨年にドイツで行った演説で欧州批判を展開しあつれきを生んだ。バンス氏と共にトランプ大統領の「後継候補」と目されるルビオ氏は政権の方針を正当化しつつ、欧州との協調を重視する姿勢を見せている。