京都市上京区の京都御所で8日、秋の特別公開「宮廷文化の紹介」が始まった。御所内で最も格式の高い紫宸殿は、檜皮ぶき屋根のふき替えなどの整備工事が約9年かけて実施される予定で、改修前の姿は今回の特別公開で見納めとなる。12日まで。
宮内庁京都事務所によると、紫宸殿は天皇の即位などの重要な儀式を行う正殿。火災に遭い、現在の建物は1855年に再建された。約30年間隔で屋根をふき替えており、今回の工事は2034年ごろまでの予定。工事中は風雨から守る「素屋根」で覆われる。防災設備を充実させ、耐震診断も実施する。
特別公開では、格式の高さの象徴として伝わってきた紫宸殿の「獅子狛犬像」なども展示される。






