刑務所や拘置所などの矯正施設で使われる警備システムの更新契約を巡り、法務省が経費を二重に計上し、計約1億4千万円過大に積算していたことが8日、会計検査院の調べで分かった。法務省は指摘を受け、各施設に積算方法を周知した。

 会計検査院は94施設の計185契約を抽出調査。その結果、札幌、府中両刑務所と東京、立川、大阪各拘置所の計5施設が2022〜25年度に結んだ8契約で、ソフトウエア開発業務などに関連する技術者の経費を二重に計算していた。

 このうち東京拘置所は25年5月、センサー機器の更新で、約2億1300万円と予定価格を算定していたが、重複した経費を除いていれば、約3200万円減額できたという。