ベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤の影響とみられる結合双生児として生まれた「ベトちゃんドクちゃん」のグエン・ドクさん(45)が9日、広島市の原爆資料館を見学し、平和記念公園内の原爆慰霊碑に献花した。
ドクさんは市内で被爆者切明千枝子さん(96)と対談。ベトナム戦争で初めて枯れ葉剤が使われた1961年から65年が経過したことに合わせた訪問で、被爆地から戦争で使われる兵器の非人道性や平和への思いを訴える。
ドクさんらは下半身がつながった状態で生まれ、88年に日本の支援で分離手術を受けた。兄のベトさんは2007年に死亡。ドクさんは腎臓疾患などを抱え、繰り返し手術を受けている。








