【香港共同】米政府が世界各国と実施している専門家交流プログラムで、中国人の募集を7月下旬に停止したことが9日、分かった。複数の関係者が明らかにした。中国当局による中国人参加者への干渉や嫌がらせが理由とみられる。
これらのプログラムでは世界各国からリーダー候補を米国に招き、2週間から1年にわたる研修を実施。中国からは毎年数十人を招聘し、外交やテロ対策、人工知能(AI)といった幅広いテーマについて専門家らと共に学ぶ機会を提供していた。関係者によると、故李克強前首相も過去に参加した。
シンガポール国立大のイアン・チョン助教授(政治学)は「友好ムードを演出する言葉の裏で、米中の交流は依然として極めて限定的だ」と述べた。
8月の米内部文書によると、中国にある米国の在外公館は、中国当局が国民の渡米や研修参加に「過度な干渉」を行っているとの認識を示していた。参加を理由に嫌がらせや脅迫を受けたり、逮捕されたりした事例もあった。一部は辞退を余儀なくされたという。








