【台北共同】台湾の頼清徳総統は10日、双十節(建国記念日)の式典で演説した。「中国が台湾海峡の現状を変更しようとしている」と指摘した。防衛力を強化する必要性を訴えた。米中の対話を歓迎すると述べた上で「台湾の人々が生存する権利を尊重するべきだ」と求めた。台湾問題を米中の取引の材料にしないよう、けん制する狙いとみられる。
台湾経済は人工知能(AI)ブームで潤う半導体産業を中心に高成長を遂げている。頼氏は9日夜の双十節関連イベントで「全ての人が恩恵を享受できるようにする」と述べた。市民生活向上のための政策も推進する構えだ。
頼氏は中国と距離を置く民主進歩党(民進党)に所属し、2024年5月に総統に就任した。








