米国が国際刑事裁判所(ICC)への圧力を強める中で、制裁対象とされている赤根智子所長が昨年刊行した著作「戦争犯罪と闘う」(文春新書)への反響が広がっている。13日時点で8万5千部に達し、版元の文芸春秋には赤根氏へのエールだけでなく、ICCへの支援方法を尋ねる声も寄せられているという。
同書は、生い立ちやICCに勤務することになった経緯を記すとともに、ICCの役割や意義を紹介。赤根氏は既に米国からの制裁を予見し、圧力に屈さずICCと「法の支配」を守る覚悟をつづっていた。
文芸春秋によると、実際に米国が赤根氏を制裁対象とした8月以降、注文が相次ぎ、5回増刷し9刷となった。赤根氏は反響に驚いている様子だった。






