【パリ共同】フランス各地で13日、教育環境の改善を求める高校生らのデモに連帯する大規模な抗議活動が実施された。大学生や教職員、主要労組も参加し、内務省によると、計約16万人が街を行進した。約4万1千人が参加したパリでは一部が商店を襲撃して略奪行為に及んだほか、車両に放火するなど暴徒化。警官隊との衝突もあり、複数の参加者が負傷した。
ルモンド紙によると、フランス各地では13日、高校214校のほか、一部の大学も閉鎖された。パリ郊外サンドニの高校前にはスウェーデンの活動家グレタ・トゥンベリさんが姿を見せ、デモを続ける高校生を激励した。
デモは9月、パリ郊外の高校で複数の教員ポストが空席だったことから、高校生らが教員の増加を求めて始まった。最近はマクロン大統領の辞任を求める声が上がるなど政権批判も目立っている。
ジェフレ国民教育相は8日、教員不足が深刻な高校に3千人を配置すると発表。13日のラジオ番組で配置が始まったと明らかにした。デモを主導する高校生団体は対応が不十分だとし、抗議活動継続を呼びかけている。





