水戸市の自宅で2023年7月、自分の子ども2人を殺害したとして、殺人罪に問われた太田亜紀子被告(42)の裁判員裁判が21日、水戸地裁(今井理裁判長)で開かれ、検察側は懲役18年を求刑した。判決は11月5日。

 弁護側は起訴内容を認めた上で、太田被告に刑事責任能力がなかったとして無罪を主張。弁護側の精神鑑定医は今月16日の証人尋問で、太田被告は事件当時、飲食店でパートとして働いていたが、過労などから妄想性うつ病を発症し、子どもを巻き込んで自殺する考えに至ったと指摘した。

 検察側は、事件に関しうつ病による目立った影響はなく完全責任能力があったと主張している。