岐阜市神田町の選挙事務所で午前9時20分から出陣式。「人がど真ん中の政治をしていかないとこの国は駄目だということが忘れ去られている。男性、女性、年齢問わず、その人の能力、やる気に応じ、誰かを幸せにしたいという気持ちに応えられるような政治の制度につくり替えていきたい」と訴えた。
推薦人が満たず出馬を断念した9月の党総裁選については「皆さんのお力と愛情に支えられたことは忘れない」と感謝した。政治とカネの問題を巡っては、自身が党内で無派閥であることを前提に「野田聖子の派閥は何かと問われれば、ここ岐阜派閥に他ならない。皆さんこそが私の派閥の親分」と支持者に語りかけた。
「一生懸命生きている人たちの声を伝える国会議員として、初心に戻り頑張り抜く」と決意を述べ、事務所前に集まった支持者とガンバロー三唱をして選挙カーで街頭に繰り出した。
野田 聖子 氏
肩書き | 党情報通信戦略調査会長(元)こども政策担当相・党幹事長代行・衆院予算委員長・総務相 |
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出身 | 北九州市 |
政党 | 自民党(公明推薦) |
現新 | 現職 |
年齢 | 64 |
最終学歴 | 上智大外国語 |
最終更新日:2024年10月22日
第一声要旨
候補者の横顔
「人口がどんどん縮小していく国家で、あまねく全ての人々に社会参画してもらいたい」と思いを語る。1993年に初当選。郵政相、総務相、こども政策担当相などを務めた。自身は無派閥だが、自民の派閥裏金事件には「派閥という閉鎖的な集団があったからこそ生まれたこと。深く反省しなければならない」と述べた。
2011年に長男を出産。母親としての悩みは「思春期の息子の言葉遣い」と言うが、「子どもの頃は人工呼吸器を24時間付けていてしゃべれなかったんだから、何か言われるだけ幸せかな」と笑う。「永田町で何を言われてもいいやみたいな。息子にそういう免疫をつけさせてもらっている」
甘い物ではアイスクリームの「ポッピングシャワー」が好き。上智大卒。岐阜市。
重視する政策
◆「ひと」どまんなか
日本、そして岐阜は、急速な人口急減問題に直面しています。国家や政策の土台は人です。この静かなる有事の解決に早急に取り組まなければなりません。国の力は「ひとのちからの合計」。成長や変化という言葉だけに惑わされることなく、人口減少をどうくい止めるか。そして、人口が減ってもどのように国力を維持し、強化していくか。人口減少という不都合な真実への対策に全力で取り組む必要があります。