大垣市浅草の選挙事務所で午前9時から出陣式。「政治家として地元に恩返しができるよう懸命に頑張る」と力強く思いを語った。
今年、新型コロナウイルスに感染して病床で自身の半生を振り返ったといい「今までの政治活動に悔いはない。皆さんのお許しが得られるなら、残りの人生は政治家として命懸けで地元に恩返ししたい」と訴え、支持者から拍手が湧き起こった。
地域の課題として東海環状自動車道西回りの整備促進や揖斐川流域の治水対策、子どもが学校に行きやすい環境づくり、防災体制の強化などを掲げた。また国政では食料、エネルギー、経済の安全保障に取り組むとし「国全体の経済力を上げながら地方を創生していく」と語った。
地元の政財界から多数の支援者が出席。堤俊彦選対本部長が「10万を超える票を集めよう」とげきを飛ばし、出席者全員で「ガンバロー」を三唱。選挙カーで街宣に出た。
棚橋 泰文 氏
肩書き | 党行政改革推進本部長・弁護士(元)国家公安委員長・衆院予算委員長・党幹事長代理・科学技術担当相 |
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出身 | 岐阜県 |
政党 | 自民党(公明推薦) |
現新 | 現職 |
年齢 | 61 |
最終学歴 | 東京大法 |
最終更新日:2024年10月22日
第一声要旨
候補者の横顔
弁護士資格を持ち「弱い立場の人を助けたい」との信条から「政治、行政を変えれば、より多くの人を助けられる」と政治の道を志した。旧通産省の官僚を経て1996年に初当選し、要職を歴任してきた。
昨年から体調を考慮し、働くペースを見直した。家族と温かいご飯を囲む時間が初めて持てたといい「こんな幸せがあったのかと気付いた」とほほ笑む。
自民の裏金問題には「うみをきっちり出して、けじめを付けるべきという有権者の思いに応えなければ、政権を担う資格が問われる」と語気を強める。
趣味の読書は「歴史書からライトノベルまで」と幅広い。最近のお気に入りは垣根涼介さんの直木賞受賞作「極楽征夷大将軍」。毎朝のウオーキングは「いい意味で頭の中が真っ白になる」。東京大卒。大垣市。
重視する政策
◆信頼。くらしを守り、政治を変える。
まずは謙虚な自民党を取り戻し、政治に対する信頼回復を目指す。そして、東海環状自動車道の全線開通、揖斐川流域治水安全度のさらなる向上に全力を尽くす。さらに物価上昇を上回る名目賃金の実現、災害に屈しない国土づくりの推進、持続可能な社会保障の構築、質の高い公教育の再生、安全保障体制の強化、食糧安全保障の確立などに取り組む。