多治見市住吉町の選挙事務所前で、午前10時すぎから出陣式。「物価高対策、政治とカネの問題を何とかしてくれとの国民の強い思いがある。幼児教育も含めた全面的な教育無償化、企業・団体によるパーティー券購入の全面禁止などを訴え、12日間、力の限り駆け抜けたい」と声を張り上げた。
規制緩和の必要性にも触れ「行政をもっとスリムにして動きやすい体制をつくっていく。何のしがらみもない私たちが頼みとするところは、一般市民。声なき声を拾い、それを政策に結びつけていくということが要諦だ」と力を込めた。最重要政策と位置付ける、最高裁を東濃に移転させる「司法移転」には、「最高裁が移転すると、引っ張られるように司法に関連するさまざまなものの拠点が東濃へと動くのは明白」と指摘。「東濃地域が今後の日本の鍵を握っている」と訴えた。
出陣式後は選挙カーに乗り込み、東濃各市を回った。
山田 良司 氏
肩書き | 党県総支部幹事長・学習塾経営(元)下呂市長・益田郡下呂町議・参院議員秘書 |
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出身 | 下呂市 |
政党 | 日本維新の会 |
現新 | 元職 |
年齢 | 64 |
最終学歴 | 早稲田大大学院中退 |
最終更新日:2024年10月22日
第一声要旨
候補者の横顔
医療法人「徳洲会」の設立者で、衆院議員も務めた故徳田虎雄氏が掲げた「生命だけは平等だ」との理念に共鳴し、「自分が人のために何ができるか」と思案し、中学生の頃から政治家を志すようになった。「統治の歴史をひもとくと、政治によって人の幸、不幸が決まる。政治に対して傍観者では駄目だと感じている」と熱い思いを語る。
参院議員秘書を務めた後、地元下呂に戻り町議、市長、衆院議員など政治経験を積んだ。3年前の前回衆院選に続く岐阜5区からの出馬で「地方分権を進めたい。リニア中央新幹線も来る東濃こそ、今後の日本の鍵を握っている」と力説する。
高校時代から週1回の筋トレを欠かさない。大学時代には自転車で東京から安房峠を越え、帰省した経験も。早稲田大院中退。多治見市。
重視する政策
◆東濃地域への司法移転
東濃地域は首都機能移転の最終候補地に残っている。リニア新幹線の開通という追い風を受けて今こそ積極的に首都機能移転の誘致に動くときである。三権分立の中でも司法(最高裁判所)は“司法権の独立”の大原則から東京にある必要は全くない。三権の一つが岐阜県に来ることによって、岐阜県は国の中枢の一翼を担う地域となり大いに栄え、東京はより安全な首都になり、国は地方分権国家と脱皮する。