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町議1人が新型コロナ感染、残り8人全員が濃厚接触者となり「自然閉会」 輪之内町議会 



輪之内町役場
輪之内町役場

 岐阜県安八郡輪之内町は6日、男性町議1人が新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表した。保健所の調査で、その他の町議8人全員も濃厚接触者と認定され、自宅待機となった。同町議会は3日から16日まで定例会の会期だが、会期中に町議全員が出席できないことから自然閉会することとなった。町と議会事務局は今後、臨時会に向けて日程を調整する方針。

 全国町村議会議長会(東京)によると、新型コロナの影響による自然閉会は全国的にも珍しいとみられる。担当者は「インフルエンザの流行で、開会したものの最終日に議決できる定足数に達しなかったケースは確認しているが、(輪之内町のようなケースは)これまで把握していない」としている。

 同町議会の議員は9人。町によると、男性町議は3日、本会議と全員協議会後に帰宅。その後、発熱と寒気を感じ、かかりつけ医で自主的にPCR検査を受け、4日に陽性が判明した。現在、この町議は宿泊療養施設に入所している。

 同町議会は3日に開会し、16日に閉会予定だった。濃厚接触者と認定された町議8人は17日まで自宅待機となっているため、議員全員が最終日までに参集できず、会期延長の議決も行えないことから、自然閉会となる。町議8人は8日にPCR検査を受ける。

 町が提出していた議案9件のうち、最終日に議決する予定だった7議案は廃案となる見込み。うち一般会計補正予算案など2件については、臨時会への再提出を視野に日程を協議する方針。

カテゴリ: 政治・行政 新型コロナウイルス