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緊急宣言解除、久々の「乾杯」 岐阜市の繁華街、人通りは控えめ



緊急事態宣言が解除され、明かりがともった玉宮かいわい=1日午後7時18分、岐阜市住田町
緊急事態宣言が解除され、明かりがともった玉宮かいわい=1日午後7時18分、岐阜市住田町

 新型コロナウイルス感染対策で、岐阜を含む19都道府県に発令されていた緊急事態宣言と8県のまん延防止等重点措置が1日、全面解除された。岐阜県内随一の繁華街である岐阜市の玉宮地区では、人通りは控えめながらも、久しぶりに店で酒を味わった来店客からは喜びの声が聞かれた。店主や経営者は「感染者数がこのまま落ち着き、客足が戻ってくれたら」と日常の回復を願った。

 居酒屋「花串バル」(同市長住町)に訪れた自営業の男性(49)=同市八代=は約3カ月ぶりに再会した小中学校時代の同級生と、ビールを片手に旧交を深めた。「外で仲間と飲む酒はやっぱりおいしいね。少しの時間でも一緒に飲めるのはうれしい」と笑顔で話した。

 ただ、岐阜市を含む県内8市町では、営業時間を午後9時までとする時短要請が14日まで続いている。1日は、普段なら仕事帰りのサラリーマンでにぎわう「花の金曜日」だったが、どの店も空席が目立った。

 玉宮地区で飲食店6店舗を経営する男性(60)は「客足はいつもの2、3割程度だった。次の感染の波が来るのは心配だが、コロナと共存していくしかない」と語った。

 同市玉宮の居酒屋「寅」は宣言前の8月17日から休業していた。店主の恒川大昭さん(49)は「今までは協力金があるからなんとかなった。通常営業が再開する2週間後が本当の勝負だ」と気を引き締めた。同市長住町の「焼肉ホルモン酒場 藤澤肉店」の西本和弘店長(41)は「再び感染が拡大して休業となれば大変。お客さんは感染防止に努めながら楽しんでほしい」と語った。

カテゴリ: 新型コロナウイルス 社会