レインガーデンや芝生広場を見学する市民ら=岐阜市薮田南、ぎふ結のもり
「ぎふ結のもり」の開園を祝いテープカットする古田肇知事(中央)ら関係者

 岐阜県が新県庁舎建設に合わせて岐阜市薮田南で再整備を進めてきた県庁舎前の公園の工事が完了し、16日に現地で開園式が開かれた。公園の新名称「ぎふ結(ゆい)のもり」が披露された。

 

 ぎふ結のもりは、世界遺産・白川郷(大野郡白川村)にちなみ、清流の国ぎふを愛する心や助け合いの精神が育まれることを期待して命名された。面積は約1万5千平方メートルで、園内に整備した緩やかな起伏のある「緑の丘」が岐阜県の山並み、雨水を一時的にためる「レインガーデン」は清流を表すなど、公園全体で県の自然を表現した。国指定天然記念物の淡墨桜(本巣市)や中将姫誓願桜(岐阜市)の2世も植樹し、ヘリポートや防災井戸なども備えている。

 現県庁舎が開設された1966年に完成した旧公園は老朽化が進んでいた。ぎふ結のもりの整備費は約7億円。旧公園にあった戦後初の民選知事の武藤嘉門氏の像は園内に移設した。

 式には地元住民や県議らが出席し、新名称の銘板の披露後、古田肇知事は「人と人、人と自然を結び、生かし、つなぐ公園になれば」とあいさつ。再整備のアドバイザーを務めた県森林文化アカデミーの涌井史郎学長が公園のコンセプトを紹介し、関係者によるテープカットで開園を祝った。

 新県庁舎の開庁は来年1月の予定。