岐阜県と岐阜市は20日、県内41市町村などで新たに過去最多となる2594人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。2千人を超えるのは初めてで、これまで最多だった1234人(今年2月15日)から倍増した。感染者は累計12万3489人。直近1週間の新規感染者数は人口10万人当たりで432・40人。直近1週間の新規感染者数の平均は1222・29人で、いずれも過去最多となった。
20日の新規感染者のうち、年代別では30代が最も多い457人で全体の約2割を占めている。10代や20代も含めた30代以下は約6割、40代以下では約8割に上る。
感染者数が前週の倍以上確認されている一方で、重症者数は20日時点で1人で、第7波はこれまでの感染拡大期と比較しても低い水準で推移している。県健康福祉部の堀裕行部長は「これまでの波では感染者が増え始めて10日から2週間後に重症者や死亡者が増えている。現在は感染者増加の始まりなので、注視していきたい」と述べた。
20日に公表したクラスター(感染者集団)は3件で、いずれも高齢者福祉施設。可児市で7人、岐阜市は2件で、7人と6人の感染を確認した。拡大したクラスターは9件で、このうち保育施設関連では、岐阜市で新たに16人の陽性が判明し157人、山県市で9人の感染が分かり138人となった。
19日時点の病床使用率は30・3%で約1カ月半ぶりに30%を超えた。宿泊療養施設の入所者は691人、自宅療養者は6023人。
古田肇知事は20日に記者会見し、感染が広がりやすいとされるオミクロン株の派生型「BA・5」への置き換わりについて、「ほぼ半分まで進んだところ。この先もう半分も置き換われば、(第7波は)さらに大きな感染の波になると大変懸念している」と述べた。













