電気機器メーカーのタニカ電器(岐阜県多治見市上野町、谷口幸子社長)はモノのインターネット(IoT)を取り入れた加熱調理機器「Repro(リプロ)」を、CS放送事業などを手掛けるプロデュース・オン・デマンド(東京都)と共同開発した。アプリから受け取ったレシピを秒単位の温度管理で自動調理できる卓上IHクッキングヒーターで、ネット販売を中心に取り扱い、来春以降は年間1万~2万台の販売を目指す。
氏名や役職・部署名で検索!「岐阜の経済・人事情報 ポータル」ヒーター中央部にある本体センサーと、ブルートゥース(近距離無線通信)接続の外部センサーを用いて水温、油温、フライパンや鍋の表面温度を計測し、30~200度の温度管理を秒単位で調節する。スマートフォンやタブレット端末の専用アプリのレシピ情報をWi-Fi(ワイファイ)を使ってリプロに送信すれば、最適な加熱方法で自動調理することが可能。各メーカーのフライパン、鍋の情報を基に鍋底外側の温度から水温などを予測する独自システム「鍋プロファイル」も搭載する。基本セットの価格は10万7800円(税込)。
難易度が高かったり繊細な火加減が求められたりする料理を誰でも調理することができる製品といい、家庭用から業務用まで幅広い需要を見込む。タニカ電器の谷口雄史専務は「具材を鍋に入れるだけで簡単に一流のシェフと同じ料理が作れる」と話す。
同社はヨーグルトメーカーや給茶機などの家庭用、業務用電気機器を製造。今後開発する自社製品にもIoTの機能を導入していくという。










