岐阜県と岐阜市は8日、県内41市町村などで新たに1612人の新型コロナウイルス感染と、2人の死亡を確認したと発表した。うち死亡した可児郡御嵩町の80代男性は自宅療養中だった。県と岐阜市、県看護協会で対応する「自宅療養者支援チーム」で健康管理を行っていた自宅療養者が亡くなるのは初めて。死者の発表は10日連続となり、計384人となった。
県健康福祉部によると、男性には基礎疾患があったが、感染確認後はかかりつけ医が入院の必要はないと判断し、自宅で療養していた。支援チームは1日に3回、電話で健康観察を続けており、7日夜は異変はなかったが、8日朝に家族から死亡を伝えられたという。同部は「対応に不備はなかった」とした上で、自宅療養中に体調が急変した場合は24時間つながる緊急窓口への連絡を呼びかけた。
新規感染者は月曜日では最多で、休日明けとしても最も多かった。県内の感染者は累計17万2343人となった。直近1週間の新規感染者数の平均は3178・86人で、人口10万人当たりでは1124・55人と、いずれも12日連続で過去最多を更新した。このほか、入院中だった基礎疾患のある高山市の20代女性の死亡も確認された。
重症者は1人となっている。病床使用率は7日時点で59・2%、自宅療養者は1万9420人、宿泊療養施設入所者は1271人。
新たに公表したクラスター(感染者集団)は4件で、内訳は岐阜市の高齢者福祉施設3件と、障害者福祉施設。拡大したクラスターは10件だった。






