岐阜県と岐阜市は21日、新たに16市町で計35人の新型コロナウイルス感染と、6人の変異株陽性者を確認したと発表した。新規感染者が前の週の同じ曜日を上回るのは9日連続。感染者数は累計5331人、変異株陽性者は計115人となった。

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 県は21日夜、県専門家会議を開き、感染状況の分析や、現行の対策「第4波拡大阻止対策」の更新などについて非公開で協議した。古田肇知事は終了後、記者団に「県民に対して、急速に変異株に置き換わる怖さや危機感をアピールする必要があるとの意見が中心だった」と述べた。専門家の分析や意見を踏まえ、新たな対策を週内にも発表する見込み。

 21日確認の新規クラスター(感染者集団)は1件で、拡大は5件。感染者に対する追加検査で、変異株クラスターと新たに認定したのは3件だった。

 岐阜市では、家族や友人を巡る5人のクラスターを新たに確認。1台の車に乗り合わせて出掛け、食事などをした3人が含まれていた。追加検査で変異株陽性者も確認された。

 大垣市のデイサービス施設を巡るクラスターは、8人増えて20人となった。利用者4人、従業員2人らの感染が新たに判明した。変異株陽性者も確認された。

 この他、19日に確認した可児市の外国人5人を巡るクラスターでも、追加検査で変異株陽性者が判明した。県内で変異株陽性者が確認されているクラスターは計12件となった。

 また、可児郡御嵩町の教会を巡る変異株クラスターは2人増えて47人に、美濃加茂市の接待を伴う飲食店クラスターは1人増えて10人に、土岐市のデイサービスを巡る変異株クラスターは1人増えて8人に、羽島市の職場関連は1人増えて7人となった。

 一方、岐阜市は20日に発表した感染者2人について、居住地と年代をそれぞれ一部訂正した。羽島市と発表した人は岐阜市、10歳未満と発表した人は1歳未満だった。

【動くグラフ】新型コロナ感染者数の推移