岐阜市は22日、市内の65歳以上の全ての高齢者(12万3千人)に、新型コロナウイルスワクチンの接種券を発送した。23~27日に郵送で届く。すでに高齢者施設の入所者らへの接種を12日から始めているが、一般の高齢者への接種予約は5月14日から受け付け、同22日から接種を始める。
接種券は封筒に入れて郵送し、他に接種2回分の予診票、予約方法や接種日の持ち物を記したワクチン接種のお知らせ、米ファイザー製ワクチンの効果や副反応の説明書類の計5点が同封されている。外国人向けには、これに英語と中国語で翻訳されたワクチン接種のお知らせが入る。
市南保健センター(同市茜部菱野)では同日午前9時40分ごろから、市職員が接種券の入った段ボール431箱を順にワゴン車へ積み込み、五つの郵便局へ向かった。
市は予約を、公共施設での集団接種は市ワクチンコールセンターへの電話とインターネットで募り、約220の病院、診療所での個別接種は各医療機関が電話で受け付ける。コールセンターは電話の殺到に備えて現在の8回線から24回線に増やす予定。ワクチンの安定供給が不透明なため、予約は市に届いた量の人数分だけにとどめる。
市感染症対策課の可兒直之対策監は「滞りなく供給されれば、希望者は全員打てるので安心してほしい」と話した。
◆予約電話「パンク」 本巣市
本巣市の65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、市が予約を受け付けるために設けたコールセンターに電話が殺到し、一時つながりにくい状況になっていたことが分かった。
市内の65歳以上の接種対象者は約1万人。市によると、20日正午から電話とウェブで予約を受け付けたが、約1時間30分後に約900人分の予約枠が埋まった。コールセンターには30回線の電話を用意したものの、一斉に電話がかかって「パンク状態」になり、つながりにくくなった。市内4カ所の保健センターなどに苦情や問い合わせが相次いだという。市担当者は「市民の皆さまに不便をかけてしまい申し訳ありません」と陳謝。今後は、年齢を細かく区切って予約する方式に変更し、電話を分散させてつながりやすくするという。
市は3月29日に接種券を発送していた。集団接種は5月6日から。2回目の予約は5月中旬以降の予定。個別接種の開始時期は未定。













