元号「令和」の考案者とされる国文学者中西進さん監修の石碑「令和の道標」が、岐阜県関市下之保の道の駅「平成」近くに完成した。平成の元号で一躍有名になった地元の団体が、戦争のなかった平和な「平成」を「令和」に引き継ごうと、「元号のしあわせの架け橋」前に建設した。新元号施行から2年を迎えた1日、石碑の除幕式があり、関係者が令和時代の平和と新型コロナウイルスの終息を願った。
石碑は、同市武儀地区の住民でつくる「元号しあわせの架け橋の会」(山村誠示会長)が地元企業などから寄付金を募って建設。高さ約1・5メートル、幅約1・5メートルの碑が対になった構造で、中西さんが令和に込めた思いなどを和歌にして刻んだ。同駅の裏山「しあわせの気の森」に設置。令和の出典が万葉集にある梅の歌の一節だったことから、梅の木も植樹した。
式では、山村会長や来賓の尾関健治市長らが除幕し、完成を祝った。今後は、中西さんを招いた歌会を計画しており、山村会長は「新型コロナの終息を祈る思いで設置した。和歌を通じて人づくり、地域づくりに貢献したい」と話した。










