撮影した映像を確認しながらエキストラに指示を出す八木順一朗さん(左)=関市倉知、シネックスマーゴ

 岐阜県関市出身の映画監督八木順一朗さん(33)が23日、同市倉知のシネックスマーゴで、映画鑑賞中のマナーを啓発するCMの撮影に臨んだ。CMは年内をめどにシネックスグループの映画館で映画上映前に放映される。八木さんは「ここで映画を見て育ち、映画に憧れた。地元に恩返しができればうれしい」と話した。

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 マナーCMは、青年が一人静かに映画を楽しもうとしたところ、大声で話す婦人や騒ぐ子ども、携帯電話を操作するカップルらに邪魔されるというストーリー。2分以内のショートムービー形式で、迷惑客に翻弄(ほんろう)される青年を通して、劇場マナーの大切さを呼びかける。

 この春、帰省した八木さんがシネックスマーゴで映画鑑賞した際、オリジナルのマナーCMがなかったため、シネックス側に提案して制作することになった。初監督作品「実りゆく」で主演を務めた漫才コンビ「まんじゅう大帝国」の竹内一希さん(28)のほか、友人や家族ら地元の人たち約10人がエキストラとして出演する。

 この日は、一日かけて撮影を行った。八木さんは「もっと体を大きく動かして」「すごくいい感じ」と声をかけながら演技を指示していた。八木さんは「物語性を持たせ、マナーの大切さがきちんと伝わるようにしたい」、竹内さんは「コミカルな表情に心がけ、映画が見やすい雰囲気になれば」と話した。