長良川鵜飼の土産物として知られる岐阜市の伝統工芸品「水うちわ」作りが、同市湊町のうちわ製造販売業「住井冨次郎商店」で最盛期を迎えている。

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 水うちわは、半透明で薄い和紙「雁皮(がんぴ)紙」にニスを塗って仕上げることで、水のような透明感を持つのが特徴。鮎やアサガオなどの絵柄と合わせ、涼感を演出している。

 毎年、乾燥に適した気候となる大型連休の時期にニスを塗り始める。「コロナ禍で外国人観光客が来なくなった影響は大きい」と残念がるのは、4代目の住井一成さん(58)。今年の生産数は例年の半分以下となる300本を見込む。

 今年の長良川鵜飼の開幕は6月1日の予定。住井さんは「見た目で涼を楽しめる一品としてぜひ」と話す。小判形が1本税込み3400円。同店や同店ホームページ、市歴史博物館で販売している。