まん延防止等重点措置が岐阜県に適用(9~31日)されたことを受け、岐阜県は11日、県立学校での部活動や修学旅行などの制限を求める措置期間中の指針をまとめた。新型コロナウイルスの第4波が猛威を振るう中、感染リスクを抑えるために、部活動で練習試合が必要な場合は県教育委員会との協議を必要とし、修学旅行は原則中止か延期にする。指針は早ければ12日にも各学校に通知するほか、市町村教委にも示す方針。

 学校内のクラスター(感染者集団)は4月下旬以降小中学校や大学で計6件が確認されている。指針は11日に県庁で開かれた学校現場でのコロナ対策を協議する県教育推進協議会で示された。

 部活動の練習は、1月に緊急事態宣言の対象地域に県が追加された時と同様に、平日が週4日まで、各日2時間以内とし、練習時のマスク着用を含めた感染防止対策の徹底を求めた。

 土日の練習については新たに、次につながる大会やコンクールがある部活動のみを可能とし、実施日は土日のいずれか1日で3時間以内に制限する。練習試合は県内外を問わず原則中止とする方針は緊急事態宣言時と変わらないが、各校の校長に委ねていた実施が必要な場合の判断は、統一性を保つため県教委との協議を必要とした。修学旅行や遠足、就業体験は原則中止か延期とする。

 協議会に出席した学校、医療関係者は「感染対策が緩んでいる場面がある」「体調チェックの強化が必要」などと意見を述べたほか、「部活動の大会では保護者を含めて無観客にするなど細心の注意を払って対策を徹底している。3年間の集大成としてぜひやらせてあげたい」「公私立の学校が足並みをそろえて、県の指針に対応してもらえたら」と語った。