各務原市役所

 岐阜県各務原市の新型コロナウイルスワクチン接種対策室の一般職員11人のうち7人の4月の時間外労働が「過労死ライン」とされる月80時間を超えていたことが、市の集計で分かった。市は体制強化のため今月14日付で16人を増員する。

 同室はワクチン接種の会場確保やスケジュール管理などの業務を担う。特に4月15日に75歳以上の高齢者に接種券を発送して以降は電話での問い合わせが多く、日中に終わらなかった業務を夜間に行うため時間外労働が増加。100時間を上回った職員も4人おり、最長は143時間だった。今のところ、健康被害を訴えている職員はいない。

 市では今月15日から高齢者の集団接種も始まる。市は今後、同室の体制をさらに強化したり一部業務を外部に委託したりするなどして時間外労働を減らしていく。