岐阜県大垣市出身の絵本作家大橋慶子さん(40)=東京都=が仕掛け絵本「どうぶつ勝負(かちまけ)はっけよい!」を出版した。ダイナミックな絵に、動物の豆知識もふんだんに盛り込んだ子どもも大人も楽しめる作品で、「動物の楽しさと学びを多くの人に届けたい」と話している。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」大橋さんは大垣北高、武蔵野美術大を卒業。絵本作家のほかイラストレーターとしても活動している。小さな頃から絵を描くのが大好きで、絵に関する職を志すように。大学ではイラストやブックデザインを学び、製本会社を見学して以来、仕掛け絵本を作る夢を持ったという。
7作目となる今作は、ジャングルを舞台に動物たちが相撲の大一番-。パンダが行司となり、カバやクジャクたちが相撲を取る。決まり手は声の大きさや毛の長さなど、さまざま。仕掛けのページを開けると思わぬ展開が用意されている。巻末には「勝負ずかん」もあり、いろいろな動物の優劣の決め方がユーモラスに描かれている。
相撲に仕立てたのは、祭りのようなワクワク感を出したかったから。大橋さんは、動物をリアルかつ楽しく描くことで、親しまれる動物像を作り上げた。ナマケモノの取組の場面は小2の長男もお気に入りという。
大橋さんは、生まれ育った大垣の自然豊かな環境が作画に生かされていると話す。また、両親が教師で本や絵本に囲まれて育ち、楽しさをもたらされた経験から、「今度は自分が絵本を通して人々に楽しさを与え、恩返しをしたい」と語った。教育画劇刊、1430円。













