野田聖子氏

 野田聖子元総務相(衆院岐阜1区)は4日、地方創生や少子化対策、女性活躍、こども政策の担当大臣への起用が決まった。地方創生や少子化対策は、地方が差し迫った課題として国に拡充を求めてきた政策。県内の関係者からは「心強い」「将来の子どもたちのために頑張ってほしい」などと期待の声が上がった。

 古田肇知事は「岸田内閣の重要政策である少子化対策の担当相に就任されたことは、本県にとって誠に心強くうれしい限り。ライフワークとしてこられたテーマに力強いリーダーシップで取り組まれることを期待する」とコメント。岐阜市の柴橋正直市長は「こどもファーストを掲げる岐阜市としても野田議員の卓越した手腕に期待している」とした。

 経済界も野田氏の手腕に期待を寄せる。県商工会議所連合会の村瀬幸雄会長は「少子化・高齢化は喫緊の課題であり、持続可能な地域社会の形成に向けて待ったなしの状況にある。課題解決に向け、大いに手腕を発揮されることを期待している」とコメントした。

 野田氏の後援会連合会の村瀬恒治会長(77)は「子どもや女性の政策は野田さんのようなベテラン議員が取り組まなければ、理解が進まない分野だ」とし、「将来を担う子どもたちのための立派なポスト。後援会も喜んでいる」と語った。

 総裁選で野田氏を支援した自民党市支部の玉田和浩会長は「大臣になれて良かった。地方創生なので、岐阜県のためにも良かった。地方の声を届けてほしい」と喜ぶ。子ども施策に関する地方議員の勉強会で代表世話人を務める長屋光征県議は「本人がライフワークとしてきた分野。考えていることを十二分に発揮して」と述べた。

 岐阜市で子どもの貧困改善や不登校支援などに取り組むNPO法人「教育・地域交流機構」理事長の木野村真由美さん(56)は、子育てを経験したからこそできる子育て政策を要望する。「今までの応急処置的な政策ではなく、根本的な解決策を望んでいる。現場の声を吸い上げる道筋を作ってほしい。こども庁の創設がその第一歩になってくれたらうれしい」と話した。