岐阜県警養老署の新任警察官の浦瀬太賀巡査(22)と来年春に定年退職する多芸駐在所の東亨正警部補(60)が、研修中のパトロールの職務質問で、覚醒剤取締法違反の容疑者を逮捕した。親子ほども年の離れた新人とベテランの連携による大手柄で、浦瀬巡査は「今回の経験で、先輩を見習い一人前になりたいという意欲が高まった」と話した。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」浦瀬巡査は、愛知県大府市出身で、今年春に岐阜聖徳学園大を卒業し拝命。9月24日付で署に配属された。東警部補は、高校卒業後に警察官の道に進み、刑事課や生活安全課での経験が長い。
2人は、配属後の研修で大垣市上石津町一之瀬の山中の林道をパトロール中、駐車している自動車を発見。2人で車内の男に声を掛けたが、焦って汗をかくなど男の様子がおかしいことに東警部補は注目。職務質問や車内を確認するなどし、応援の署員を呼んで逮捕に至った。
浦瀬巡査にとってはパトロールも職務質問も初めて。「緊張したが、警察学校で学んだ基本を思い出しながら臨んだ」と振り返り、東警部補の姿から「警察官としての経験の大切さも身に染みた」と語る。警察官になったのは、幼稚園児だった頃に近所の交番にいた警察官が優しく堂々として「『かっこいい』と思ったから」と話し、今後は「自分も頼られる存在になりたい」と意気込む。
東警部補は「浦瀬巡査は基本に忠実に行動できる。まずは住民と話すことから始めれば職務質問も上達していく」とフレッシュな姿を優しく見守る。佐藤功署長は「職務質問から逮捕につながるのは積極的な対応ができているということ。東警部補の熱意ある導きが大きな成果につながりうれしい」とねぎらった。









