バローグループでドラッグストア「Vドラッグ」を展開する中部薬品(岐阜県多治見市高根町、高巣基彦社長)は、購買情報を人工知能(AI)が分析して買い物客に合った商品の提案や、クーポンを発行するパーソナルプロモーションサービス「VドラPit」を始める。買い物客が店舗入り口の機器に、グループのプリペイドカード「ルビットカード」をかざすと画面に商品が表示され、クーポンが発行される。業界では先進的な取り組みといい、11月1日に機器をVドラッグ全395店舗に導入する。
氏名や役職・部署名で検索!「岐阜の経済・人事情報 ポータル」パーソナルプロモーションサービスは、買い物客の購買情報をAIが分析し、購入する可能性が高い商品を判別。商品を購入すると、カードのポイント還元が多くなるクーポンを発行するほか、顧客の購買傾向に合った商品の広告や店舗のキャンペーン情報を表示する。発行されたクーポンは会計時に店員に見せる必要はなく、対象商品を購入すれば自動で適用される。
中部薬品はグループの広告のデジタルシフトを背景に、折り込みチラシの画一的な情報だけではなく、顧客に適した情報を個別に届けるマーケティング戦略が必要と判断。個人の購買情報の分析、パーソナルプロモーションを得意とするマギー(沖縄県豊見城市)が提供する機器を販売促進に取り入れることにした。
サービスの導入により、カード会員数、来店客全体に占める会員の割合の増加を目指すほか、顧客1人当たりの購買点数や来店回数の増加につなげる。担当者は「蓄積している購買情報を活用し、顧客の価値観に寄り添ったサービスを提供できるようにしたい」と話している。










