【写真1/9】16日に竣工式を迎える新県庁舎(手前)。左は現庁舎=10月27日、岐阜市内(本社契約ヘリから)
【写真2/9】高さ90メートルからの眺望が楽しめる新県庁舎20階の清流ロビー=岐阜市薮田南
【写真3/9】高さ90メートルからの眺望が楽しめる新県庁舎20階の清流ロビー=岐阜市薮田南
【写真4/9】高さ90メートルからの眺望が楽しめる新県庁舎20階の清流ロビー=岐阜市薮田南
【写真5/9】新県庁舎20階にある清流ロビーからの眺望=岐阜市薮田南
【写真6/9】岐阜県の伝統工芸品や文化、歴史を紹介するギャラリーぎふ=岐阜市薮田南
【写真7/9】岐阜県の文化や歴史を紹介するギャラリーぎふ=岐阜市薮田南
【写真8/9】災害時の本部員室や情報集約センターの機能を備えた危機管理フロア=岐阜市薮田南
【写真9/9】災害時の本部員室や情報集約センターの機能を備えた危機管理フロア=岐阜市薮田南

 来年1月4日に岐阜市薮田南で開庁する県新庁舎が16日、竣(しゅん)工する。20階の展望フロアや、県内各地の特産品などを集めたギャラリーを設けるなど、これまで「県庁」になじみのなかった県民も親しめるような魅力を詰め込んだ。耐震性も高め、危機管理拠点としての機能も強化した。

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 現庁舎は1966年の建設。老朽化が進み、災害対策の中枢として耐震性を確保できないことなどから、2019年7月から建て替え工事を進めていた。新庁舎は、地上21階・塔屋2階で高さ106メートルの行政棟と、地上6階で高さ32メートルの議会棟で構成。建設工事費は約496億円。

 

 県産材をふんだんに用いている点が特徴。行政棟1階の受け付けカウンターは飛騨の匠が編み出した「千鳥格子」の技法によるヒノキ製とした。500人収容の「ミナモホール」の床には特殊加工したスギを使用。タイルも随所に使っている。「ギャラリーぎふ」では岐阜和傘や刃物、飛騨春慶、一位一刀彫、美濃焼、美濃和紙、岐阜提灯(ちょうちん)などを並べた。

 行政棟20階の展望ロビーは「清流ロビー」と名付け、眺望をゆっくりと楽しめるようソファを置いた。木育を体感できるキッズスペースも配置した。

 耐震性は通常建築物の1・5倍を確保。行政棟5階は危機管理フロアとし、災害対策本部員室や災害情報集約センターを常設する。また、外気温との差を感知して換気を促すランプを執務室に設けるなど、省エネや省資源にも配慮した。

 竣工式は16日午前9時30分から。関係者向け内覧会や、デザインアドバイザーを務めた建築家隈研吾さんの講演などを行う。