岐阜市薮田南に建設された県の新庁舎の竣工(しゅんこう)式が16日、開かれた。県産材が随所に使われるなど岐阜県の魅力発信や防災の拠点として、新たなスタートを切った。供用開始は来年1月4日から。
式には関係者約500人が出席。古田肇知事は「積極果敢な政策展開に生かす以上に、全ての県民に使っていただき、共に新しい未来を創り出していきたい」とあいさつ。平岩正光議長は、現庁舎の議会棟になかったエレベーターが設置されたことに触れ、「親子で傍聴できる部屋もある。開かれた議会としてより多くの県民に傍聴いただく中で議論を積み重ねていきたい」と意気込みを示した。
県市長会長の尾関健治関市長は「42市町村の新たなショールームを造っていただけた。大いに活用させていただきたい」と祝辞。県商工会議所連合会の村瀬幸雄会長は「地域の成長力を高める産官学連携のフラッグシップとして県民にさらなる豊かさをもたらすと確信している」と述べた。
新庁舎は明治期の笠松陣屋を初代とすると5代目。地上21階・塔屋2階で高さ106メートルの行政棟と、地上6階で高さ32メートルの議会棟で構成されており、木材やタイル、美濃和紙など県産材をふんだんに使った。地上約90メートルの行政棟20階には展望ロビーも設けた。建設工事費は約496億円。














