寒ブナ漁が解禁され、日の出とともに刺し網を流し入れる組合員=25日午前7時30分、海津市海津町沼新田
漁の解禁で、水揚げされた寒ブナ=25日午前8時15分、海津市海津町沼新田

 水郷地域の正月料理を彩る寒ブナの漁が25日、岐阜県海津市で解禁され、漁師たちが朝日を浴びて銀鱗(ぎんりん)を輝かせるフナを引き揚げた。

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 同市海津町沼新田の中江川の通称「シシ池」では、市漁協の組合員がわらでくじ引きして漁場を決めた。日の出とともに4隻の小舟がこぎ出し、長さ約50メートルの刺し網を流し入れた。

 数十分後、網を揚げるとマブナやヘラブナがかかっていた。水揚げ量は約150キロと例年に比べて少なめだが、体長は約30~40センチとまずまずの大きさ。漁に出た中で最年長の漁師伊藤清さん(98)は「舟が沈むぐらいかからんと納得いかんね」と苦笑いしていた。

 甘露煮や昆布巻きなどに調理され、正月の食卓に並ぶという。漁は来年1月末まで。