ジョギングをしながらごみ拾いをするスポーツ「プロギング」を岐阜市で始めた人たちがいる。「新型コロナウイルスの影響で、町は真っ暗。ごみを拾って少しでも明るくしたい」と意気込む。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」プロギングは2016年にスウェーデンで生まれた。走りながらしゃがんでごみを拾うことで筋トレ効果も期待できるという。拾ったごみの重さを競うゲーム的要素もあり、各地で取り組む人たちが増えているという。
岐阜市では柳ケ瀬近くで花屋「花んな」(同市若宮町)を営む林美鈴さんが中心となって始めた。主な顧客はスナックなど飲食店や利用客ら。新型コロナの感染が広がる前は、店の開店祝いや飲食店の女性スタッフのために花束を買う客で夜遅くまでにぎわった。
「今、柳ケ瀬は真っ暗」と林さん。「まん延防止等重点措置」が適用され、飲食店は営業時間短縮と酒類を提供しないように要請されている。「5月で一番売り上げが少なかった日は500円。それもうちのスタッフが自分で買った分」と苦笑いを浮かべる。
そんな中、テレビでプロギングを知った林さん。友人らに声を掛け、5月下旬に岐阜公園(岐阜市大宮町)でやってみたところ、「楽しかった」「気持ちがいい」と参加者から声が相次いだ。毎月1回行うことにし、6月13日に市の中心部で第2回を開いた。約20人が参加。プロギングのほか、一部の参加者は歩いて合計約14キロのごみを拾った。
花屋を開いて23年。「柳ケ瀬の魔女」と周囲から愛情を込めて呼ばれる林さんは「こんな柳ケ瀬は初めて。でも、絶対に良くなると思う。大丈夫」と力を込める。厳しい時代の先は明るいと信じる。次回は7月18日午前6時から予定。参加無料。













