岐阜県庁

 岐阜県は新型コロナウイルス感染症対策の関連予算として2023年度当初予算案に総額561億円を盛り込んだ。22年度当初比で25億円(4・7%)増。ただ、感染者らへの外出自粛要請などの措置が可能な「新型インフルエンザ等感染症」の位置付けが継続される想定で組んでおり、新年度途中で大幅な減額補正が行われる可能性もある。

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 政府は、新型コロナの感染症法上の位置付けを5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる方針を明確にしているが、公費支援と医療体制の具体的な方向性など移行に向けたロードマップは3月上旬をめどに示される。ただ、「オミクロン株と大きく病原性が異なる変異株が出現するなど、科学的な前提が異なる状況になれば、直ちに対応を見直す」ともしており、県は5類移行を加味せず予算を編成した。

 関連予算のうち、感染防止対策や医療・検査体制の確保に必要な「ウィズコロナ対策」は425億円で、22年度当初比で43億円(11・3%)増。コロナ患者向け病床や宿泊療養施設の確保、自宅療養者支援体制の維持に278億3515万円を充てるほか、検査やワクチン接種体制を構築するための予算に90億2128万円を計上した。

 他に新規事業として将来の感染症危機に備える新たな連絡協議会の設置と運営、マスクや医療用ガウンなど医療機関向けの衛生資材の備蓄に6422万円を充当した。