岐阜市の繁華街・玉宮地区をエリアに含む岐阜駅北地区自治会連絡会は、7月中旬にも、同地区の飲食店従業員やアルバイト、パート、家族らを対象にした新型コロナウイルスワクチンの職域接種を行う。県などによると、とりまとめ団体による繁華街を対象にした職域接種は県内でも珍しいという。

 地元で開業している白木耳鼻科クリニックから提案を受け、同連絡会が厚生労働省に申請した。飲食店のほか、駅前のビジネスホテルの従業員も含めた。国の職域接種の一定の目安である千人程度を確保する見通しという。ワクチンの打ち手はクリニックの医師やスタッフで、接種場所もクリニックの入るビルを予定している。

 感染拡大に伴う県による時短や酒類提供の自粛要請で、玉宮地区の店の多くは客入りで不振を極め、売り上げも低迷している。同連絡会は「安全な街」をPRしようと、申請を決めた。横枕秀夫会長は「コロナ以前の元気な街を取り戻せるよう、地域で一体となって取り組む」と力を込めた。