高山市荘川町中野の県天然記念物荘川桜の脇に立つ威厳に満ちた僧侶像。飛騨に浄土真宗を広めた嘉念坊善俊で、通説では9代後の明教の兄教信が内ケ島氏に討ち取られた三島将監とされる。
だが、近年の研究で、教信と白川郷在来の有力者三島氏とは別人で、そもそも親鸞の弟子で鎌倉時代の人とされてきた善俊自体も200年後の戦国初期の人という飛騨真宗史を根底から覆す説が出てきた。...
高山市荘川町中野の県天然記念物荘川桜の脇に立つ威厳に満ちた僧侶像。飛騨に浄土真宗を広めた嘉念坊善俊で、通説では9代後の明教の兄教信が内ケ島氏に討ち取られた三島将監とされる。
だが、近年の研究で、教信と白川郷在来の有力者三島氏とは別人で、そもそも親鸞の弟子で鎌倉時代の人とされてきた善俊自体も200年後の戦国初期の人という飛騨真宗史を根底から覆す説が出てきた。...